准教授 池 睦美 Mutsumi Ike

担当学科

  • 看護学部 看護学科
  • 大学院 看護学研究科

研究テーマ

Q 先生の研究・活動を
教えてください

身体内部の恒常性を保てなくなる腎不全の患者の身体的・精神的・社会的側面からの問題に対し、看護・医療が援助できる事は何かを探求しています。現在は、透析患者の睡眠と自己管理能力との関連を調査しています。

Q この分野の面白さは、
どんなところですか?

私達は日頃、無意識に排泄をし身体内部の均衡を保ち暮らしていますが、その調節機能を失った人達はその暮らしの中で学業や就労を継続し社会的役割を担える様に日々努力をしています。患者さんにインタビューを行うことで、苦悩やその努力に共感すると共に、日常生活に制限があっても新しい生活を取り入れ、目標達成のために日々努力をしている患者さんとお話しをすると、とても大きなパワーを頂く事ができます。

授業紹介

看護生理学
看護学科1年生に、恒常性維持のための体液の調節と身体の防御機構を教授しています。そして、看護実践論で、排泄の援助行為にその学修内容が結び付く様に関連性をもたせます。それは看護技術の原理・原則である安全・安楽・自立・個別性をふまえた援助のあり方の学修に繋がります。

メッセージ

看護実践には、対象の十分な理解が必須です。高校生の皆さんは友人を含め様々な人とコミュニケーションを持ち、他者の意見に耳を傾け、多様性を取り入れ、感受性を高めてください。

研究テーマ