教授 塚原 加寿子 Kazuko Tsukahara

担当学科

  • 看護学部 看護学科
  • 大学院 看護学研究科

研究テーマ

著書

  • 子どもの心の健康問題の理解と対応
  • 教育・保育の基礎を学ぶ
  • 学校教育の現代的課題と養護教諭

Q 先生の研究・活動を
教えてください

養護教諭の職務や子どもの健康問題への対応について研究しています。
養護教諭や学校教育に関わる方にインタビューやアンケート調査をして、子どもたちの健康を守るためにどのような活動をしているのか調べたり、子どもたちが健康に成長していくためにはどのような仕組みが必要か検討したりします。
小中学校で、直接、子どもたちに健康教育をすることもあります。子どもたちと一緒に学ぶことはとても楽しいです。
その他に、養護教諭の研修会などでお話ししたり、養護教諭の先生方と一緒に研究したりもしています。

Q この分野の面白さは、
どんなところですか?

教育は未来を創る仕事です。
これからの社会を担う子どもたちを、健康と発達という側面から支援できるのが養護教諭です。
子どもたちが健康に育ち、一人一人が自己実現できるように、今、私たちは、何をしていけばよいのか・・。問題もたくさんありますが、それを解決する方法を考えることは面白いと思います。
また、養護教諭は、どのような仕事をどのようにしていけばよいか、子どもの健康課題と合わせて考えていくことで、困っている子どもたちの支援につながるかもしれません。そんなことを考えると、やりがいもあります。

授業紹介

学校保健学では、1コマで「学校をつくろう」という内容の授業を行っています。
学校をつくるためには何が必要か?人・もの・ことの視点から考え、法律や学習指導要領といった根拠資料と合わせて学校をつくります。どんな地域に、どんな教育目標・教育課程の学校を建てるか?その学校にはどんな特色があって、どんな健康課題があるのか?グループで話し合いながら模造紙の上に学校をつくります。
また、その後の学習でも、つくった学校の健康課題をもとに、模擬学校保健委員会を開催したり、学校保健計画を作成したり、いろいろな保健活動を展開していきます。

メッセージ

養護教諭は、先生だけど、ちょっと違う。そのちょっと違うが楽しそうだったので、私は養護教諭に興味を持ちました。
実際に養護教諭として勤務しましたが、大変なこともあるけど、子どもと一緒に成長できるやりがいのある仕事だと感じました。
もし、養護教諭に興味があるなら、人と関わったり、(関わるのは苦手・・という人は)人を観察したりすると良いと思います。そして、できれば、高校生活を楽しいんでほしいと思います。

研究テーマ