Q
先生の研究・活動を
教えてください
(看護管理学について) 看護はやりがいのある仕事の反面、日々の業務を行う上でストレスが多く、離職や種々の問題につながることがあると言われています。それらを防ぐために、看護職者がストレスやトラブルが少なく、気持ちよく働き続けるにはどうしたら良いか、何が必要かについて、主に研究をしています。
Q
この分野の面白さは、
どんなところですか?
(看護管理学について) 看護職者の仕事だけではなく、その背景としてその人がおかれている状況や人間関係など、同時に検討すべきことが多くあり、それらについていろいろな角度から考察するところです。異なる視点をもち検討することで、毎回新しい発見をします。 (小児看護学について) 小児期は成長発達において変化の激しい時期であり、身体面・精神面・社会性のすべてにおいてその後へ多大な影響も及ぼす重要な時期でもあります。その子どもの成長発達や健康状態、子ども独自の個性や持っている力、感じ方・考え方、おかれた状況などをふまえ、その子どもや家族にとってどのような看護が必要かを考える必要があります。
授業紹介
小児看護実践論 病気や障がいをもつ子どもに対して、その子どもの生活が安全・安楽であるように、看護技術やそのために必要な知識・考え方について主に授業を行っています。講義と演習を交え、項目も観察、コミュニケーション、日々の生活援助、検査・処置、救急法など多岐にわたります。
メッセージ
身近に小さな子どもがいない、子どもになじみがない方も多いと思います。子どもはあなた方とかけ離れた存在ではありませんし、独自の能力を持っています。まずは子どもに興味・関心を持ち、より深く理解するために想像力を養ってください。