助教 久保田 美雪 Miyuki Kubota

担当学科

  • 看護学部 看護学科
  • 福祉心理子ども学部 社会福祉学科

研究テーマ

Q 先生の研究・活動を
教えてください

臨床での助産師経験を活かし、中学生や高校生への性教育や思春期電話相談をしています。皆さんは、「性」にどのようなイメージをもっていますか。「性」という響きは、恥ずかしい、隠すもの、と感じている人もいるかもしれません。特に思春期は、心と身体が大きく変化、「性」に関する悩みも多くなります。「性」は、心が生きるを意味します。思春期の子どもたちが、自分の性に向き合い、自分を大切に思えるよう活動をしています。

Q この分野の面白さは、
どんなところですか?

思春期の子どもたちの「性」の悩みはそれぞれです。誰にも話せず、一人で悩んでいる子どもたちがいます。電話相談では、「話してよかった」「安心した」という声を聞くと、相談員をしていてよかったな、と思います。子どもたちの悩みを聞くたびに、もっと勉強しなくては、と宿題をもらい、原動力となっています。

授業紹介

「母性看護学」「母性看護実践論」「母子看護学実習Ⅰ」「助産実践論」「リプロダクティブヘルスケア実習Ⅰ、Ⅱ」「助産学実習」「子どもの健康と安全」を担当しています。
母性看護実践論では、女性の妊娠・分娩(出産)・産褥(産後)・育児までの過程を学びます。子どもや母親、家族の立場にたった個別性の高い看護実践ができるよう、身体的および心理・社会的知識・安全管理と倫理について学習します。

メッセージ

女性の役割の多様化、ワンオペ育児、虐待・・・母子をめぐる環境は、日々変化しています。そのため、最新の情報や現状をキャッチする力が必要です。視野を広くするためにも、毎日、新聞を読むことをお勧めします。

研究テーマ