教授 平川 毅彦 takehiko Hirakawa
担当学科
- 福祉心理子ども学部 社会福祉学科
- 福祉心理子ども学部 臨床心理学科
研究テーマ
著書
- 社会関係の主体的側面と福祉コミュニティ(単著)
- 「福祉コミュニティ」と地域社会(単著)
- コミュニティビジネスで拓く地域と福祉(共著)
- 現代の社会福祉政策と実践(共著)
- グローバリゼーションと医療・福祉(共著)
Q
先生の研究・活動を
教えてください
地域で生活を営む重度障害当事者への調査などから、「多様な人々」が「あたりまえの生活」を営むことができる「地域社会」とはどのようなものか、住民や学生と一緒に日々考えています。地域社会という「現場」が研究の足場ですが、他方コンピュータを活用したアンケート調査データ集計や分析なども行っています。
Q
この分野の面白さは、
どんなところですか?
「福祉という現場」でなければ出会うことのできない「魅力的な人々の生活」に触れ、そうした人々を「支援」するのではなく、一緒に学び考えることができるのがこの分野の面白さです。
授業紹介
「社会福祉原論Ⅰ・Ⅱ」
社会福祉という言葉が新聞やテレビをはじめとしたマスコミにおいて、また日常生活の場においてあたりまえのように使われています。しかし、高齢者や障害者の介助を行うことだけが社会福祉ではありません。「いま」「ここ」で生活している「わたし」にとって社会福祉とはどのような意味を持っているのか。多様な人々がそのライフスタイルを変えることなく「あたりまえの生活」を営むためには何が必要なのか。社会福祉をめぐる様々な考え方を紹介するとともに、動画等を使い具体的な事例に触れながら受講学生と一緒に考えていきます。
メッセージ
「専門職」をめざすには「福祉の知識」が必要です。しかし、「同じ人間」として「楽しいこと」や「悲しいこと」等々を身につけるため人間の生活を描いた映画をみたり、小説を読んだりする癖をつけましょう。