准教授 里見 佳香 Yoshika Satomi

担当学科

  • 福祉心理子ども学部 社会福祉学科

研究テーマ

著書

  • 『資料で考える憲法』谷口 真由美, 谷口 洋幸, 清末 愛砂, 松村 歌子, 藤本 晃嗣, 里見 佳香, 小野 博司著法律文化社 2018年
  • 『コミュニティビジネスで拓く地域と福祉』 諫山正監修, 平川毅彦, 海老田大五朗編著ナカニシヤ出版 2018年

Q 先生の研究・活動を
教えてください

国際人権法が専門で、日本の人権保障の水準を国際的な観点から比較検討しています。
特に拷問防止など、自由を奪われた人の人権保障に関心があります。

Q この分野の面白さは、
どんなところですか?

年齢や性別等にかかわらず「人」であるという理由によって、すべての人には人権があります。人類は血と涙の結晶として、長い時間をかけこの人権という装置を手に入れました。
法治国家で構成される現代国際社会においては、法により人権が定められ、運用されています。この現状を学び、つまずきや争いを経て変わっていく法と人権の現状について考えることは、多様な人々が認め合い、支え合いながら共存共栄していくという、人類のあるべき未来を眺めることに重なります。

授業紹介

「法律学」では、民法や労働法を中心に「人生で知っておいたほうがいい法のルール」をやさしく解説します。
「社会あるところ法あり」という言葉が示すとおり、社会規範としての法は、現代国際社会における基本的なルールです。
あなたの人生にきっと役立ちますよ。

メッセージ

法治国家で構成される現代国際社会において、法を知ることは世界を知ることです。
講義やゼミでは、学生諸氏が学んだ基礎知識を用い、自ら社会の様々なできごとを解釈・評価できるリーガル・マインドを養えるよう心がけています。一緒にあるべき社会について考えていきましょう。

研究テーマ