助教 村山 和恵 Kazue Murayama

担当学科

  • 短期大学部 人間総合学科
  • 短期大学部 幼児教育学科

研究テーマ

Q 先生の研究・活動を
教えてください

地域において、観光を推進することが活性化に大きく貢献するものとなりますが、近年まちづくりと観光両者が一体となり相互に作用しあいながら、地域住民の愛着心も高め、地域外からも人が訪れる地域が生まれています。地域づくりにおいては、人の思いが重要であることの他、そのプロセスにおいてはマーケティングの考え方が大きく役立つものとなります。

Q この分野の面白さは、
どんなところですか?

日本においても各地域が地域らしさに基づいた価値創造を行い、地域活性につなげるべく地域のブランド化を目指しています。かならずしも華やかな観光施設や地域資源が豊富ではない地域であっても、地域資源における何にフォーカスし、どのように人々の求める価値につなげていくのかを探り、それらを磨き上げながら広くコミュニケーションを図ることにより、訪れたくなるような地域の実現を可能にします。まさに現在は、身近に現在進行形である事例が存在しており、それらに触れられることは大きな醍醐味ではないでしょうか。

授業紹介

ホスピタリティ論
あらゆる事柄においてスピードが速く、めまぐるしく変化する現代社会においては、お客様のニーズも多様化し、商品やサービスが入れ替わる勢いも激しい状況です。このような時代、お客様の心に寄り添ったホスピタリティあふれるサービスを実現できるかということが、企業や組織の差別化と、自社のポジションを確立していく上で重要な要因であると考えます。しかしながら、価値はお客様が決めるものであるため、一定の「答え」は存在せず、常に考え続ける姿勢が必要となります。授業内容を通して、感性のアンテナを磨いてほしいと思います。

メッセージ

一般企業でお客様と接する職業を経験していた時代、お客様の言動について興味を持ち、「なぜだろう」と考えることが、お客様によろこんでいただけるためのファーストステップではないかと考えました。将来どのような職業を目指すにしても重要なことですが、サービス業を志す皆さんにいたっては、日頃交わされる他者とのコミュニケーションの中で、他者を観察することや、嬉しかったことや不満だったことの理由を考えてみましょう。

研究テーマ