教授 仲 真人 Masato Naka

担当学科

  • 短期大学部 幼児教育学科

研究テーマ

著書

  • 『過去を忘れない-語り継ぐ経験の社会学』
  • 『ライフストーリー・ガイドブック』
  • 『子どもと共に学びあう 演習・保育内容総論』
  • 『子どもと共に育ちあう エピソード保育者論』

Q 先生の研究・活動を
教えてください

幼児教育が実際の保育現場でどのように実践されているのか、幼稚園や保育園で幼児教育に携わっている保育者の仕事を継続的に観察することで明らかにする研究を続けています。また保育者養成校を卒業して保育者になった若者たちが、どのような経験を積みながら幼児教育・保育の専門職として成長していくのか、卒業生を対象にしたインタビューと保育の参与観察(実際の現場に赴いて観察する調査)にも取り組んでいます。研究対象は幼児教育学科の卒業生が活躍している新潟市内の幼稚園や保育園です。とくに新潟青陵幼稚園へは毎週1回程度訪問し、保育の参与観察とクラス担任へのインタビューを継続的に行っています。この調査の成果は私の担当授業にも大いに役立っています。

Q この分野の面白さは、
どんなところですか?

教育というと、先生が教科書を使って生徒たちに様々な知識を教える姿が思い浮かびます。ところが言葉や文字を使う力が未熟な幼い子どもを相手にする場合、そうした一般的な教育の方法は通用しません。小学校に入学する前の幼い子どもたちを対象とする幼児教育では、知識を教える代わりに子どもたちが様々なことを感じ、体験できるような環境を幼稚園や保育園に用意します。そして、子どもたちがその環境に関わって遊んだり、日々の活動を楽しんだりする中で、自然に感性や思考力が養われたり、社会性が育まれたりするよう、保育者が温かく、注意深く援助するのです。私の調査・研究は、こうした幼児教育独特の方法を、具体的にわかりやすく記述し、言語化することを目指しています。この作業を通じて、一人でも多くの人に、幼児教育の魅力や奥深さを伝えていきたいと思っています。

授業紹介

私が担当している教育学概論の授業では、特に幼児教育に焦点をあてて、幼い子どもたちへの教育は何をめざして、どのような方法で行われるのか。そして、どのような内容の教育を行うのかを学びます。幼児教育に関連する画像や私自身が撮影した動画も紹介しながら、具体的でわかりやすい授業を目指しています。

メッセージ

保育園や幼稚園での楽しい記憶の数々、友だちとの遊びや優しかった先生との思い出、それらの一つひとつが幼児教育の贈り物だったことを、ぜひみなさんに伝えたいと思います。

研究テーマ